シーン解説
<Act.1>
S1Aurore
-夜明け-
凍てつく漆黒の大地に春の女神が舞い降りる。
彼女の息吹で世界は目覚め、
地平の彼方から黎明の光がもたらされる。
世界の夜明け。黄金に輝く宮殿が甦り、
太陽の王と天人たちが現れる。
太陽の王は光の王子に、王位を譲ることを宣言するが…。
S2Fantôme
-幻-
緑濃きアマゾンの奥深く、
旅人は月の光を浴びた一輪の花を見つける。
その妖しい美しさに心を奪われた男は、
幻の一夜を過ごす−−−− 。
S3Magnificence
-絢爛-
万里の彼方まで響き渡る銅鑼の音。
悠久の大地に朝の光と共に現れた若者たちが、
勇壮な踊りを見せる。
大地はやがて牡丹の花が咲き乱れる花園に・・・。
フィギュア・スケートと剣舞を織り交ぜた、
絢爛たるエイジアン・ファンタジー。
S4Miroir
-鏡-
湖の水面に自らの姿を映したナルシス。
彼は水底から、もう一人の自分に見つめられていることに気づく。
美に囚われた一人の男の光と影−−−− 。
S5Rêves
-夢-
ダイヤモンドの歌手による主題歌「LUXE –リュクス–」。
そしてシャンソンの名曲に乗せて煌びやかな宝石たちが贈る、
夢のクリスタル・レビュー。
<Act.2>
S1Fascination
-魅惑-
光り輝く摩天楼。
黒燕尾の紳士たちによるソフィスティケイトなダンスナンバー。
華やかなりしジャズ・エイジ、魅惑の夢が甦る。
S2Passion
-情熱-
熱く燃え滾る情熱の国。
マタドールの男と、スパニッシュの女たちによる
パッショネイトなナンバー。
S3Brise
-風-
波の果て遥かに、どこまでも続く紺碧の海。
カリブの青年は一羽のカモメと出会う。
S4Carnaval
-祝祭-
浜辺にサンバのリズムが聞こえて来る。
太陽の下で繰り広げられる南国のカルナバル。
華やかに賑やかに、祭りは最高潮を迎える。
S5Phénix
-不死鳥-
果てなき世界を旅してきた光の王子。
長い旅路の果てに見出した、
彼が生きるべき場所とは−−−− 。
S6Luxe
永遠に輝き続ける星の光。
それは生きとし生けるものすべてを照らし、抱きしめ、
明日へと導く光。
その輝きは愛、その煌きは夢、その美しさは永遠−−−− 。